ブッシュ大統領、あくまで憲法改正を強調

 
 

[ブッシュ大統領、あくまで憲法改正を強調]
 ブッシュ大統領は、27日・金曜日、世論調査で、同性婚問題が近づく大統領選挙の最重要課題のひとつ(妊娠中絶や銃規制よりも上位で40%が投票の時に最優先に考慮すると答えている)になっていることを受けて、さらに自分の決定(同性婚禁止を憲法に盛り込む)を擁護する発言をした。

 ハイチ・イラク・イスラエルと大きな問題を抱えているにもかかわらず、ドイツのシュレーダー首相といっしょの記者会見の席で、記者たちが最初に持ちだした問題は、同性婚だった。同性婚がどのように結婚制度を脅かすのか、市民権の観点から間違った判断ではないのか……。

 大統領はまず、以前から何度も言っている、「結婚制度は(一部の活動家的な)裁判所と役所によって根本的に変えられつつ」あり、(それを脅威と認識していて)「この論争を処理するには憲法で対応することが最良の方法だ」、という信念をくり返した。そして、「男性と女性の間の結婚が理想であり、その理想へ向かって政策を進めていくことが大統領としての責務だ」と述べ、改めて連邦結婚改正への支持を宣言した。同性婚が、具体的にどのように伝統を傷つけるのかには明確に答えなかった。

 「ナショナル・ストーンウォール・デモクラッツ」(民主党の同性愛者団体)のジョン・マーブル氏は、「同性愛者にとっては、男女間の結婚はちっとも理想ではない、同性愛者に選択の余地がなくなる」と大統領を非難し、「プッシュは、差別を助長しているばかりではなく、同性愛者であるアメリカ人に何も提供していないことになる」と述べた。

 「ログ・キャビン・リパブリカンズ」(共和党の同性愛者団体)のマーク・ミード氏は、大統領が2000年に、自分は『divider(分離させる人)ではなく、uniter(統合させる人)』であるとした公約を破ったと指摘し、「憲法改正は、同性愛者の家族を永久に社会の主流から追いやることになる、保守派とて、憲法を政治的なフットボールのために使ってほしくないと思っている」と述べた。

訳&記事の解説:伊藤

 

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