アイルランド、同性間シビル・パートナーシップ法に向け前進

by Nick

 アイルランドで同性間シビル・パートナーシップ法が成立する見通しだ。アイルランドのバーティー・アハーン首相は4月3日、同国同性愛者の主要人権団体である「ゲイ・レズビアン平等ネットワーク(GLEN)」の行事に参加した際に、上記の公約を述べた。

 シビル・パートナーシップ法では、同性カップルにも異性カップルと同様に、相続、国家給付(年金等)及び他の財政上の権利が与えられる。

 アハーン首相は、「性的指向が原因で二流市民になってしまうことは、ありえないはずだし、あってはなりなりません。わが国の法律は変化してきましたし、これからも性的指向に関する原則を反映しながら、変化し続けるでしょう」と聴衆に向かって述べた。

 首相によると、アイルランドで同性婚を合法化するのは、昨年12月にシビル・パートナーシップ法が施行されたイギリスよりも難しいという。アイルランド憲法には、「大多数の市民がローマカトリックである国家として、結婚制度を擁護する」ことを義務付ける条項があるからで、隣国北アイルランドを含むイギリスには、そのような条項はどの成文法にも含まれていない。

 首相は、「しかし、政府はこの障壁に立ち向かっていく決意をしました。我々は本件を合法化するのに全力を尽くします」と述べた。また、政府が指定する専門家団体に、11月にレポートを提出してもらい、考えられる選択肢を提案してもらうことも明らかにした。

 「平等的風潮が高まっていて、差別に反対する活動へのサポートも増えてはおりますが、ゲイ・コミュニティの人々が未だに性的指向を理由に疎外感を感じたり、いじめや暴力の対象になっているのを私は認識しております」と首相は続けた。

翻訳&記事の解説:Nick
(Nick:東京都在住/翻訳スタッフ)

 

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