ベルギー、同性カップルが親になる権利を認める

by Nick

 ベルギー上院は4月20日、同性カップルが親になる権利を認める法案を可決した。同法案は昨年12月に既に下院で可決している。今回、法案は賛成票が反対票を僅か1票上回ることにより可決した。

 同法では、片親が実父/母であれば両パートナーを親と認めることと、同性カップルが共同で養子を引き取ることができることを規定している。

 養子を引き取る場合に法律適用範囲となるのは、ベルギー国内の子どもを引き取る場合か、国外で養子として引き取られた場合。

 ロレット・オンケルリンクス法相は、「今回の法律によれば、養子として引き取られた子どもは、彼らの成長にも非常に大切な、法律的にれっきとした立場を享受することができます。彼らの立場は恥ずべきものではないのです」と下院で述べた。

 LGBTの権利団体は、ベルギーが世界で2番目に同性婚を許可した国になって以来、多くのゲイやレズビアンが既に子どもを育てているが、それらの子どもは法的に守られていないとして同法の改正を求め戦ってきた。

 新法では、同性カップルが破綻した場合の親権、訪問権、養育権について規定し、実父/母である片親が先に死亡した場合について、養父/母の権利についても規定されている。

 ベルギーは2003年に同性婚を合法化したが、同法では共同で子どもを育てることについては許可されていなかった(カップルの一方の養子にしかなることができなかった)。

 

翻訳&記事の解説:Nick
(Nick:東京都在住/翻訳スタッフ)

 

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