南アフリカ共和国、同性婚を認める法案を下院で可決


 11月14日、南アフリカ共和国の国民議会は、同性婚を認める法案を230対41の大差で可決した。この法案は今月中には全国州評議会[国民議会との2院制]も通過し、ターボ・ムベキ大統領によって署名されて正式に法律になる見通しである。

 これにより、ジンバブエ、ケニヤ、ウガンダ、ナイジェリア、タンザニア、ガーナなど、サハラ以南の国の大部分が同性愛を違法としている中、アフリカ大陸で始めて同性婚を認める国となる。

 この法律は、昨年=2005年12月に憲法裁判所が、同性婚を禁止する現在の婚姻法は憲法違反であるという判決を下したのに基づいて立法された。裁判所の制定期限は12月1日だった。保守的な勢力の反対もある中で、政府は民間の同性愛者の権利を求める組織とも協力しながら、ここまで調整を続けてきた。

 新法では、結婚とシビルユニオン(市民の結合〜結婚とは別形態の「契約」)のどちらでも、性別に関係なく2人でその関係を登録し、挙式を挙げることができる。

 なお、南アフリカ共和国の憲法には、性的指向による差別の禁止、の条文があるが、憲法に明記されているのは世界でもこの国だけである。

 

記事のまとめ:伊藤

 

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